糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

30歳で糖尿病に32歳でインシュリン自己注射のサラリーマンの教訓 - 糖尿病奮闘記 -

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とうとうこの日がやってきた。昨晩、看護婦さんから朝7時にナースセンターに来るように言われた。いよいよ今朝から自己インシュリン注射が始まる。いまの時間は6時半。あと30分ある。


今日からご飯を食べる、トイレに行く、風呂に入るという生活の一部になるインシュリン注射。


なんか転校生が来るみたいな感じで変なドキドキ感がある。いい奴だったらこれからが楽しくなるし、嫌な奴だったら辛いだろうなっていう感じ。


しかし、いまのこの状況では嫌な奴でも付き合うしかないのだ。ならば、嫌な奴の場合は自分が変わろう。嫌な奴でもきっといいところはあるはずだ。


なんとなく意味不明なことを考えているうちに6時55分になったので、ナースセンターに意を決して向かう。


ナースセンターに向かうと看護婦さんは???という感じで出迎えてくれた。朝のこの時間、看護婦さんは入院患者の採血など非常に忙しい。事情を説明すると思い出したように、わたしをナースセンターに招きいれ、わたしのインシュリン注射セットを出してくれた。


「おお、ビデオで見たのと同じや」と感心していると、看護婦さんから「打ち方分かりますか?」と尋ねられたので、「はい」と答え、昨日、ビデオで勉強した手順でインシュリン注射の準備を行う。


「さすがに若いから物覚えがいいですね。」


そう看護婦さんに言われたので、内心嬉しく思っていると、ナースコールが鳴った。看護婦さんがナースセンターを出て行く前に、帰ってくるまで注射を打つのを待つように言われたので、そのままの状態で待っていた。


目の前には約1センチの注射針。この注射針がこれから毎日2回も自分のお腹に刺さなくてはならない。80歳まで生きるとすると、約36,500回も刺さなくてはならない。今日は記念すべきその1回目。


「お待たせ。」と看護婦さんが戻ってきた。わたしは残りの手順を続けて、注射針にかぶっていたキャップを外し、お腹を消毒し、いよいよ記念すべき、第1刺しを遂行するだけになった。


お腹をつまみ、そして注射針を近づける。注射針の先端がお腹に触れる。ためらった。打てない。


看護婦さんは黙って待っている。看護婦さんは何人ものインシュリン注射の患者を見てきている。わたしもその中の一人だ。みんな自分でインシュリンを打っている。みんな出来ているのになぜ、あなたは出来ない。


そんな視線のような感じがした。ただ単に忙しかっただけかもしれない。またナースコールが鳴る。看護婦さんはイライラしてきたように思った。


ちょん、ちょん、「ええいっ!!」、プス。


お腹に注射針を刺した。刺したときに若干の痛みがあったが、刺してしまえば痛くない。10秒間放置した後で注射針を抜く。インシュリン注射の生活のスタートです。



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