ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
30歳で糖尿病になり、32歳でインシュリン注射を打つようになったわたしが伝えたいことは、表現がつたないところがあったかもしれませんが、いかがでしたでしょうか？
わたしの糖尿病生活はまだまだ続きます。糖尿病になってしまった以上、悔やんでも仕方がありません。これからは自分には負けず、糖尿病と仲良く、そして楽しく暮らして行くつもりです。
これまでの経験で、わたしは自分に勝ち続ける必要はないと思っています。8割ぐらいの勝率で十分に健康でいられると思っています。なぜなら全戦全勝を望むと負けることに対するストレスで健康を害すると思っているからです。
残念ながら、現代の医学では糖尿病は完治しない病気です。健康な生活を持続させるためには、多少の気の緩みも時として必要なことだと思っています。
糖尿病は病気であり、病気ではありません。どうぞ、自虐的にならず身体と相談しながら、自分にあったペースで血糖値のコントロールを
持続してください。
わたしの教訓が少しでも心に響き、そして健康を取り戻す力になってくれることを期待しています。
最後に、この教訓に対するご意見・ご感想を
dm@enjoy-dm.comまでいただけると嬉しいです。
糖尿病患者には、糖尿病患者だけにしか分からない気持ちもあります。他人からみれば、情けないと思われることや不安なこともたくさんあります。どうかひとりで悩まずに声を掛けてくださいね。
