これがその時の血液検査の結果です。わたしが通院している病院は電子カルテを導入しており、インターネットを通じで検査結果、そのときの問診データが閲覧できるのです。
中性脂肪が「1322」、血糖値は「450」、過去3〜4ヶ月間の血糖値の推移をみるためのA1c(HbA1c)が「10.3」。ボロボロでございます。
中性脂肪が「1322」で正常範囲より桁がひとつ多くなっています。すなわちドロドロの血液です。あとで医師から「長時間の飛行機で何もなくてよかったですね」と言われました。こんな、どろどろの血液では血栓ができやすく、心筋梗塞や脳梗塞になりやすいですよと教えられたのです。命がけの新婚旅行でした。
また、最初に診察してくれた医師のコメントです。
このときの医師はわたしを「1型糖尿病」、「高血圧」、「高脂血症」と診断しました。
ここでちょっと糖尿病の種類について説明しましょう。糖尿病には「1型糖尿病」と「2型糖尿病」があります。
「1型糖尿病」はインシュリンを作りだす、すい臓のランゲルハンス島の大部分が破壊され、そのために発病します。この病気の大部分は15歳未満の子供にみられます。この「1型糖尿病」はインスリン注射が必須です。小学生でもインシュリンの自己注射をしなければなりません。
一方、「2型糖尿病」は生活習慣病と言われ、ほとんどの糖尿病患者はこれに属します。この「2型糖尿病」は不摂生や不規則な生活、肥満によって、すい臓が弱り、必要なインシュリンを作り出せず、血糖値が上がっていく病気なのです。
わたしが診察してもらった時点で、わたしの血液データがあまりにも悪く、医師は「1型糖尿病」で、インシュリンがまったく出せなくなったものだと診断したのです。
これが入院したその日の医師のコメントです。
この日から、糖尿病の治療が始まったのです。規則正しい生活、そして適度な運動、聖人のような生活です。「食べられない」苦しみ、空腹に耐える苦しみを存分に味わいました。
糖尿病は自覚症状が出たらアウト。そうなる前に事前にチェック。
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生活習慣病12項目検査に「HbA1c」の検査をプラス。「HbA1c」は 血糖のコントロール状態を知るための欠かせない項目。