糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

30歳で糖尿病に32歳でインシュリン自己注射のサラリーマンの教訓 - 糖尿病奮闘記 -

糖尿病店長の健康日和
糖尿病店長の健康日和
わたしが店長をしている健康通販サイトです。健康食品、ダイエット、目のケア、禁煙、口臭対策やストレス解消のための生活雑貨など取り揃えています。

携帯からもアクセスできますので、是非ご覧ください。

糖尿病奮闘記
糖尿病奮闘記
健康な心と身体を維持するために、何を考えどのように行動しているのかを、糖尿病ときちんと(?)向き合いながら、楽しくもあり、そして辛くもある日常をお届けしています。

メルマガ
「糖尿病奮闘記」
糖尿病患者の視点から糖尿病にならないため、また悪化させないために気を付けた方がいいことを糖尿病患者の日常の生活の出来事を交えながらお伝えしています。
まぐまぐ
メールアドレスを入力してボタンを押すと登録できます


キュッ


最初はこんな感じで胸が痛くなりました。心臓を誰かにつかまれているような感じです。チクチクした痛みではなく、鈍い、そして重い痛みでした。


「あれ、ちょっと胸が痛くなってきたぞ」


いままでに味わったことのない痛みでした。瞬間的な痛みかな?と思っていたのですが、痛みは持続し、そしてどんどん痛みが強くなってくるのです。


これは普通の痛みではない。ちょっとやばいかも・・・。


そう思っているうちに、奥歯も痛んできました。この痛みも締め付けられるような痛みです。


痛みでかがまないといれない状態になってきました。最初に痛み出してから15分。やっと痛みが治まりました。痛みが治まったと同時に出てきたのが不安。さすがにこの日は会社を早退し、病院に向かいました。


担当医に相談すると、循環器内科を受診したほうがよいということで、循環器内科を受診しました。


心電図をとり、昔の心電図と比較したところ、若干、心電図に異常があることがわかりました。そこで、循環器内科の医師が


医 師:「カテーテル検査をした方がいいでね。」

わたし:「なんですか?そのカテーテル検査というのは?」

医 師:「腕の動脈からカテーテルを挿入して
     造影剤を注入して心臓の血管を調べるのです。」

わたし:「大変な検査なのですか?」

医 師:「いえ、そんなに大変な検査ではないですよ。
     糖尿病をお持ちなので、一度検査をしておいた方が
     よいでしょう。」

わたし:「そうですか。それではお願いします。」

医 師:「では、看護婦から詳細な説明がありますので、
     聞いてください。」


そんなに大変な検査じゃないなら、念のためにしておいたほうがいいと思い、あまり深く考えずに検査を受けることにしました。しかしこの検査はそんなに軽い気持ちで受けるような検査ではなかったのです。


看護婦:「心臓カテーテル検査について説明しますね。」

わたし:「はい。先生からそんなに大変な検査じゃないって
     聞いたんですけど・・・」

看護婦:「えっ!?またあの先生、そんなことを言って・・・」


看護婦さんは心臓カテーテル検査についてきちんと説明してくれました。


心臓の血管が狭まっていたりしたら、その時点で風船を膨らましたり、ステントという金属の金網を心臓に置いたりして治療もできるというものでした。


検査費用については、検査のみだとわたしが支払う金額(3割負担)は4万円ぐらい、仮に1箇所のステント治療を行うと50万円ぐらいはかかると言われました。狭まっている血管の数で検査費用はどんどん上昇していくらしいです。さすがに看護婦さんに、検査費用をまけてということは言えませんでした。


また、検査から治療に移った場合は、入院しなければならないとも言われました。わたしはこの検査を日帰りで行うつもりで、翌日からは会社に行く予定をしていました。ですので、費用の面、そして仕事の面において、何ともないことを祈りました。


そして、最後にこの検査の危険性についての説明です。安全な検査であるのですが、さすがに心臓の血管を調べるので、合併症が起こる場合もあります。


例えば、既にわたしの身体に血栓が存在していたら、カテーテル検査によってその血栓が動きだして心筋梗塞を起こしたり、管を入れる検査なのでまれに血管を破ったりする事もあるそうです。ちなみにこの検査の死亡率は「0.1%」と言われました。


「0.1%」


この数字をどのように思います?


わたしは「0.1%」と聞いた瞬間、安心しました。1%にも満たない死亡率なので大丈夫だと。しかしよく考えてみてください。


「0.1%」というのは「1000人に1人が死ぬ」という検査です。ここで初めて自分の糖尿病が「死」につながっている病気であることに直面したのです。


合併症のことは理解していました。その合併症で死に至ることも知っていました。


しかし、それはあくまでも知識の話で、実際に合併症になっていない状態では「死」というものはまだまだ遠い存在で、死を実際に考えることはまったくありませんでした。


この検査で「1000人に1人が死ぬ」。その1人に自分がなる可能性が絶対にないと言い切れない。


仮にわたしがその1人になった場合、「不運やった。でも、きっとこれから良い事あるよ」という慰めはきかない。すでに死んでいるのだから・・・。


「糖尿病になるんじゃなかった」


そのとき、真剣にこう思いました。


とは言え、心臓の血管が狭まっていて胸が苦しくなっているかもしれないので、検査をやめようとは思いませんでした。なので、誓約書なるものを書いて帰宅しました。



ニコチンを含まない杜仲の葉を使用し、禁煙しようとする方がタバコの代わりに禁煙草を吸うことで、喫煙欲求を充足させてくれます。メンソールタイプもあります。

天然のヤシ炭をフィルターに含有し、少量のニコチンは体にとりつつ、70日間にわたってゆっくりとニコチン量を減らしていきます。

禁煙中なのに吸いたい。吸いたいのに喫煙所が見つからない。そんな時に大活躍のスメルスモーカー!

健康のために自分の好きなタバコの銘柄を変えることなく、有害なニコチン・タール・一酸化炭素を80%カットします。




訪問ありがとうございます。よろしければ応援クリックお願いします。