大阪に戻ってきて、4ヶ月。29歳になったわたしは会社が実施する健康診断を受けました。実家に戻ったため、生活はある程度落ち着いたのですが、相変わらず帰りが毎日遅いため、ほとんどが外食でした。
母親はわたしの食生活とぶくぶく太った姿を見ては、しつこいぐらい
「そんな生活をしてたらいずれ、糖尿病になるでっ!!」
と忠告をしてくれていました。当のわたしは
「うっとうしいな〜」
聞く耳を持たずです。「タバコを吸っていたらガンになるで」と同じように聞いていて、まったくもって心に響かずです。ところが・・・。
8月の健康診断で驚くような数値が出たのです。もともと会社の健康診断は、ほとんどが問診だけで終わります。しかし前年と比べて極端に太った人は血液検査をするようにすすめられます。
わたしはアイスクリームの食べすぎで太ってしまったので、血液検査を実施しました。そのときの数値がこれです。
ボロボロです。
注目すべきは中性脂肪(トリグリセライド)が「713」、血糖値が「234」です。
いま、糖尿病になり、糖尿病の勉強をしたので、この数値が異常であるということは一目瞭然でわかります。
ここで、なぜこの数値が一目瞭然で異常なのかをお伝えします。
一般的に空腹時の血糖値の正常範囲は「60〜100」だと言われています。わたしの場合、その値が「234」。
しかも正常な人の一番、血糖値が高くなるとされる、食後2時間でも「160〜170」。これをもすでに凌駕しています。ちなみに血糖値がこの「160〜170」を超えると体内から血糖があふれて、尿から排出されるので、糖尿病と名付けられたそうです。
さらに問題なのが中性脂肪。血糖はインシュリンによって細胞に栄養を与える必要なものだとお話しましたが、これが多すぎるとどうなるか?
身体はそれを脂肪として蓄えるのです。
これが中性脂肪。血液の脂肪です。これが多すぎると血液がどろどろになります。わたしはこの中性脂肪も「713」と正常範囲の「32〜153」と、これまた凌駕しています。
医師から「ちょっと血糖値が高いですね。もう一度、検査をしましょう」と言われます。当然ですね。
そのときのわたしは「血糖値が高い? うわっ、母ちゃんの言うとおりになった。これを母ちゃんに言うと、「それ見たことかっ!!」って言われるやろうな。外食もダメって言われるやろうな。そんなん嫌やな〜。よし、内緒にしておこう。」と決めたのです。
その日から出来るだけ外食を避け、脂っこいものを食べるのを避け、お酒も控えて再検査に備えたのです。あたかも試験のようにその日を乗り切ればなんとかなると思っていたからです。
根本を見失っているのですが・・・。
で、1ヶ月後の検査結果がこれです。
努力の甲斐があって(?)、血糖値は正常に戻ったのです。さらに中性脂肪も半分に。「やっぱり俺は正常やんけ。これで安心や」と思っていたのですが、医師からは「もう1回検査をしましょう。」と言われたのです。
「なんで!?」
むむっ、1ヶ月前の検査より1項目増えているな。その項目は「HbA1c」。これは過去3〜4ヶ月間の血糖値の推移をみるための検査項目です。ちなみに6.5%以上だと糖尿病と判定される場合があります。
この値が「6.0%」。正常とされる「4.3%〜5.8%」とされる範囲を超えていたため医師は再検査と判断したのです。
わたしの中では正常値の「5.8%」より「0.2%」だけ上なだけで、正常値とほとんど変わらんやん。と非常に呑気な考えをしていました。
で、3回目の検査結果がこれです。
高い抗酸化作用をもつ、ビタミンEを高配合したサプリメント。合成着色料や合成甘味料などの化学物質は一切使用していません。
タマネギ内皮エキスとタマネギ外皮エキスを配合し、更にグァバエキス、ギムネマエキスをプラスしました。