糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

第1話 「完治」しない病気

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                          2006/2/10 NO.0001
===================================

はじめまして。

タイトルどおり30歳で糖尿病と診断され、

32歳でインシュリン自己注射をするようになった橋本誠司と申します。

この度、糖尿病奮闘記というメルマガを発行する事となりました。

パチパチパチー!!

このメルマガでは、30歳で糖尿病になり、

その2年後にはインシュリン注射をしなければ生命を維持できなくなった

わたしの考えや生活をお伝えし、糖尿病でない人は糖尿病にならにように、

また糖尿病の人は一緒に糖尿病生活を満喫できるようなメルマガにしたいと思います。


質問やご意見などがありましたが、気軽に「dm@get-pm.com」までお便りくださいね。


■わたくしの糖尿病歴

 初回ということで、まずはわたしの糖尿病歴史をお話しましょう。

・28歳
 体重が増加 大阪・横浜・東京とバリバリ働く。食生活が乱れる

・29歳
 血糖値が高くなる 結婚にむけて準備。精神的ストレスが多発

・30歳1ヶ月
 糖尿病前兆 体重が激減。のどの渇き、トイレに行く回数が増える
 
・30歳2ヶ月
 糖尿病発病 新婚旅行から戻って即入院。
 
・30歳3ヶ月  
 1回目入院 生まれて初めての入院生活を堪能。
 しかし1週間もすれば仕事が気になり、無理やり退院
 
・31歳
 投薬治療 退院後は送れていた規則正しい生活も時間がたつにつれ仕事が忙しくなり不規則に
 
・31歳6ヶ月
 心機一転 娘が誕生!!偉くなって娘が自慢できるパパになるぞ~っ!!

・32歳1ヶ月
 攣縮性狭心症 不規則な生活とストレスで胸痛が激しくなり、心臓カテーテル
 を行なう

・32歳6ヶ月
 2回目入院 薬では血糖値が下がらなくなったためインシュリンの自己注射に変える


なんか病人!!って感じじゃないですか?

しかし、わたしは28歳までは健康優良児で健康だけが取り柄だったのです。

このわたしがなぜ糖尿病の世界に足を踏み入れたとたん転げ落ちるように、

しかも「あっ」という間に糖尿病になってしまいました。

■「完治」はしない病気。

 糖尿病は普通の病気と違って「完治」という概念はありません。

 言い方を変えると「不治の病」ってことです。

 「俺って不治の病・・・」 ⇒ なんか悲劇のヒーローみたい。かっこいい。

 「俺って糖尿病・・・・」 ⇒ おっさんくさい病気。かっこ悪い。

 しかし、尿が甘い病気という軟弱なイメージをもたれている方!!

 それは大きな誤解ですよ。

 この病気はジワジワと忍び寄り、そして恐ろしい合併症を引き起こします。


 糖尿病にならない・悪化させないには「自分自身に勝つ努力」が必要です。

 なんせ、負けた時点でアウトなのですから。


 糖尿病を知り、そして自分自身を知ることが糖尿病対策の第一歩です。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 糖尿病では「知らぬが仏」ではなく「知らねば地獄」

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (2)

第2話 糖尿病って?

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/2/14 vol.0002
===================================

こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになったはしもとです。

今日はバレンタインデー。

学生の頃はこの日になると普段は使わないジェルを使って

ヘアースタイルを整えたり、爪を切ったり、鼻毛を抜いたりと

身だしなみに大変でした。

しかし、そんな事をしてもまったく何の変化もなく、

途方にくれた夜を過ごしたのが懐かしいです。


糖尿病になった現在。

おそらく周りの女性はわたしが糖尿病だから、

甘いものを渡したら食べられないし、可愛そうと思い、

渡すのは止めようと心で泣いてるはずです。

きっと・・・。

しかし糖尿病でもチョコレートは食べられるのですよ!!

■糖尿病って?

 そもそも糖尿病ってなんなんでしょうか?

 糖尿病になる前のわたしは

 「糖尿病・・・、尿が甘い病気・・・、かっこ悪いな~。」

 「甘いものが好きな人がなる病気やから、甘いものが嫌いな俺には関係がないな」

 これが糖尿病になる前のわたしのイメージです。

 しかし、いざ糖尿病になってみると結構、厄介な病気です。

 厄介な病気ですが、慣れるとそうでもありません。


 「インシュリン」って言葉を聞いたことがありますか?

 一昔前までインシュリンダイエットとかいうものが流行っていたので、

 聞いた事がある人も多いかもしれません。


 糖尿病を一言でいうと、その「インシュリン」が欠乏している病気なのです。

 わたしの場合、極端にこの「インシュリン」が欠乏しているので、

 自分で毎日2回インシュリン注射をしているのです。


 インシュリン注射は切腹するような感じです。

 おなかに、針をプシュッと刺して、そしてインシュリンを注入するのです。


 2歳の娘は注射する前のわたしをみて「パパ、プシュするの?」
 
 と聞いてくれます。たまにボールペンでわたしの真似をします。


 というか最初にボールペンの使い方を覚えたのが、このおなかにプシュです。

 娘にとってわたしが注射を打つ姿が普通の姿なのです。

 ほかの人にとっては普通じゃない姿でも・・・。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  慣れは恐ろしいが、慣れると楽になる場合もある

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (0)

第3話 血糖値って?

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/2/16 vol.0003
===================================

こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになったはしもとです。


みなさん、バレンタインデーはたくさんチョコもらいましたか?

わたしは2つ義理チョコをもらいました。

義理チョコとは言え、もらうと嬉しいですよね。

また2歳の娘からももらいました。

 ・・・・・・・・・・


「ぱぱ~、はいどうぞ」

と娘がチョコレートケーキが入っている箱を持ってくる。

「ありがとう!!開けてもいい?」とわたし

「いい!!」とむすめ。

近ごろ、会話が出来るようになった。

「うわぁ、チョコレートケーキや!!ありがとう」とわたし。

中にチョコレートケーキが入っていることを知らなかった娘は

ケーキを見たとたん、

「ひ~たんの!!」

と自分の名前を言いながら、わたしからケーキを奪っていきました。

そして

「ぱぱ、ありがと!!」

と言ってむしゃむしゃ全部食べてしまいました。

2歳にしてパパの病気を気遣う優しい娘です。

■血糖値って?

 そもそも血糖値ってなんなんでしょうか?

 血糖・・・、糖・・・、甘い・・・。

 包丁とかで指を切って、血が出て、それをなめても甘くないですよね。

 もちろん、血糖値が高いわたしの血も甘くないですよ。

 なんか甘い病気というイメージがあるのですが、(わたしだけ?)

 糖尿病は決して甘くありません!!


 人は食べ物を食べたら分解してブドウ糖が出来るのです。

 つまりこれが血糖。

 その血糖を身体の細胞に運ぶ役割をするのが「インシュリン」です。

 身体の中には食べたものを血糖にするホルモンは複数あるのですが、

 できた血糖を細胞に運ぶホルモンは「インシュリン」しかないのです。

 このインシュリンが欠乏してくると血液中に血糖が残ってしまい、

 それで、血糖値が高くなるのです。

 
 また、人の身体は摩訶不思議で、余分なものは、なんかの時のために

 ためて置こうとするのです。貯金と一緒ですね。

 その貯金が中性脂肪となって血液をどろどろにしていくのです。


 わたしは貯金が苦手なのですが、中性脂肪をためるのは得意です・・・。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  いらないものを貯めるとえらいことになる。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (0)

第4話 低血糖って?

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/2/21 vol.0004
===================================

こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。

今回はちょっと名前を目立たせて見ました。

2歳のむすめは保育所からいろんな言葉をおぼえて帰ってきます。

つい最近、覚えてきたのが両腕を同時に上下に振りながら、

「がんばれっ、がんばれ~」

という言葉です。

わたしは、それを言われるとなんでも頑張っちゃいます。


いつものように、会社からの帰宅後にインシュリンを「プシュッ」と

自己注射をするのですが、それをみた娘は

「ぱぱ、だいじょうぶ~?」と首をかしげて聞いてくれるので、

「ちょっと、痛いわ~」と顔をしかめて答えると、

「がんばれっ、がんばれ~」と言ってくれます。

それがいま、我が家の流行です。

それが可愛くて、長く見たいので、いつもより多目のインシュリンを・・・

な~んてことはもちろんしません。死んでしまいますから・・・。

なぜなら、「低血糖」になってしまうからです。

■低血糖って?

 糖尿病は血糖値が高くなる病気ですが、

 わたしにはもうひとつ注意しないといけないことがあります。

 それが「低血糖」です。

 「低血糖」ってもちろん字のごとく、血糖値が低くなる状態のことをいいます。
 
 血糖値が高い病気の糖尿病でなぜ、低血糖を注意しなければならないのか?

 インシュリンは血糖値を下げます。インシュリンは非常に真面目で働き者です。

 サボるということを知りません。必ず血糖値を下げてくれます。
 
 食べた量が少なかったり、体調が悪くて消化吸収がいまいちなら

 血糖が不足し、低血糖になってしまします。


 実は皆さんも軽い低血糖の症状を体験したことがあるはずです。

 会議で議論がまとまらずにいたものが、昼食を挟んで話をしたら

 すんなりまとまったというような経験はないですか?


 えっ! ないっ!? 

 いいえ、そこは何とかあることにしておいてください。

 話がオチませんから。

 
 あることが前提で話をすすめると、これが軽い低血糖の症状なのです。

 低血糖がひどくなるとどうなるか?

 発汗、手足のふるえ、からだが熱く感じたり、

 さらにひどくなると集中力の低下、眠気、めまいなど。

 最後には意識を失い、死ぬこともあるのです。

 また、低血糖になると脳に障害を引き起こす場合もあるそうです。

 その低血糖をわたしは経験したことがあります。


 あれは夕暮れ。そとは雨が降っていた・・・


 おっと、わたしは100球肩ならぬ、「100行指」なのです。

 つまり、100行文字を打つと、指が硬直してしまいます。

 ということで、低血糖の症状については次回ということで。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  もちろん「100行指」は嘘でございます。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (0)

第5話 低血糖って? part2

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/2/27 vol.0005
===================================

こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


先日、わたしが所属している野球チームの飲み会がありました。

この野球チームのメンバーはわたしの病気のことをあまり知らないので、

わたしは気を遣わずに飲めます。

病気のことをよく知っている会社の人と飲みに行くときは

会社の人はわたしのことに気を遣ってくれるので、わたしも気を遣います。

なので会社の飲み会にはできるだけ参加しないようにしています。


飲み会に参加するのは3ヶ月~6ヶ月に一度。

ひさびさに気を遣わない飲み会で気分も上々。

少し飲みすぎて自転車で帰宅。

しかし酔っ払って転倒し、頭を強打。たんこぶの出来上がり。

運動療法で始めた自転車通勤で身体を傷つけたら元も子もないな・・・。

 ━━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【糖尿病郵送検診キット】肥満、運動不足が気になる方へ!
http://tinyurl.com/pbc5b

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■低血糖って? part2

 今回はわたしが体験した低血糖障害についてお話します。

 臨場感あるふれドラマ風にしてみました。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
       ・・・・・・・・・・・・
           ・・・・ 


 あれは夕暮れ。外は雨が降っていた。

 家族と外出から戻ってきて、時計をみる。

 時間は午後5時。

 「インシュリン注射まであと1時間あるな。」

 今日は休日ということもあり、昨日は焼酎を飲みすぎてしまい、

 体調がいまいち優れず、下痢である。

 そう思っているときに身体の異常を感じる。

 季節は真冬。 

 帰ってきて暖房をつけたばかりの寒い部屋の中で動悸が激しくなる。

 何ともいえない焦燥感に襲われる。

 「おっ、これが主治医が言っていた低血糖か。すごいな。」

 変に嬉しくなり感心する。しかしそれも束の間。

 今度は汗が滴り落ちる。念のため血糖値を計ってみる。

 「63」

 ビンゴ!!低血糖だ。この症状が低血糖だ!!

 奥さんにすぐに缶ジュースを買ってもらうように頼んだ。

 いつもなら缶ジュースは冷蔵庫にあるのだが、

 まったく低血糖にならないので、奥さんが飲んでしまったのだ。

 奥さんが階段を降りていく。それと同時に立てなくなった。

 台所に寝そべり、天井を見る。頭がクラクラする。

 妙に眠たくなる。寝てしまおうかなと思った。

 しかしなぜか寝るとやばいような気がした。

 
 そして、奥さんが帰ってきた。

 台所に寝ているわたしを見てびっくりし、すぐにコーラを飲ましてくれた。

 5分後・・・。

 
 「さっき、俺は倒れてたよな?」と奥さんに尋ねる。

 何事もなかったように元に戻った。


           ・・・・ 
       ・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
 しかし、あれが一人のときに起こったらどうしよう。

 ポケットには常にポケットシュガーが入っている。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  出会いたくないものでも、出会った瞬間はちょっと嬉しい!?

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (0)

第6話 グルメ番組

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/3/6 vol.0006
===================================

こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


先日、高校時代の親友の2回目の結婚式に行ってきました。

2回目? ん?

まあ、そのあたりを深く追求するのはやめておきましょう。

2回と言えば、わたしが糖尿病で入院したのも2回です。

1回目は糖尿病になったとき、

そして2回目はインシュリン注射をするようになったときです。

親友とどちらも3回目にならないように頑張ろうと誓ったのです。

いや~、それにしてもいい結婚式だった。

ついつい親友の門出を祝って、お酒をグビリ。

無くなったと思ったら、ホテルの人が注いでくれてまたまたグビリ。

それが無くなったら、同じテーブルの同級生が注いでくれてグビリ。

グビリ、グビリ。

そしてベロン、ベロン。

ちょっとわたしの方が3回目に近づいてしまった感じです。


 ━━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【糖尿病郵送検診キット】肥満、運動不足が気になる方へ!
http://tinyurl.com/pbc5b

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■グルメ番組

 基本的に食事制限があるわたしは、食べるものも気をつけなければなりません。

 そうです、食事療法です。

 食事療法ってどんなんだろう?

 味がない、質素な食事をしているのじゃないかと思ってるあなたっ!!

 ちいさく、ぴんぽ~ん。

 もちろんわたしが毎日食べている食事は味はちゃんとありますし、
 
 焼肉も食べることができます。

 時にはマクドナルドでハンバーガーなんかも食べたりします。

 そんなんしたら、死んでしまう!!

 いえいえ、まだ生きています。

 しかし食べる量、そして種類には十分に気をつけています。

 お酒の飲む時は米類を食べるのをやめたりします。

 しかし毎日、そのような食生活を送ることはできないので、

 美味しいものを食べたくなったときはグルメ番組を活用します。

 ここからが達人(?)技です。

 美味しいものを食べても、質素なものを食べても、

 お腹いっぱいという感覚は同じです。

 なので、自分が食べた実際の食事の場面を

 グルメ番組の映像とすり替え、

 高級食材を食べておなかがいっぱいになったという自己暗示をかけてます。

 この方法でわたしはだいぶ助かっています。

 奥さん、ごめんなさい・・・。

 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  空想技で食事療法もなんのその!!

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (0)

第7話 糖尿病はこころの病気

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/3/13 vol.0007
===================================

こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


先週は2歳の娘の保育所で初めてのバス遠足。

アンパンマンの弁当箱を買って、奥さんは腕のみせどころ。

わたしはバスが事故を起こさないかとちょっと不安。

当の娘は遠足前日からハナタレ。

ん?もしや・・・。

そして遠足当日。娘は風邪で保育所休む。わたしも子守のため会社を休む。


お昼になって奥さんが作ったお弁当を娘と食べる。

娘のおにぎりは海苔で目と鼻と口で作ったアンパンマンおにぎり。

アンパンマンが好きな娘は食べるのをためらう。

いろいろ悩んだ末、娘が取った行動は・・・

目と鼻と口の海苔をはがして真っ白なおにぎりにして、そして食べた。

「なるほど!!ひょっとしたらこの子は天才じゃないか?」と親ばかは思う。

なぜか?

そのまま食べると「アンパンマンを食べている」という悲しみを感じる。

しかし海苔をはがして真っ白いおにぎりを食べるとその悲しみは感じない。

同じもの食べているのに、心に与えるストレスは違ってくるのだ!!


そこで今回の本題に入る。それは「糖尿病はこころの病気」

・・・・・

この話の展開、ちょっと無理があったかな?


 ━━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【糖尿病郵送検診キット】肥満、運動不足が気になる方へ!
http://tinyurl.com/pbc5b

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■糖尿病はこころの病気

 先週の号外で「糖尿病はこころの病気」という考えを

 持っている事をお伝えしました。

 ここらでちょっと真面目にそのことについてお話したいと思います。

 わたしが糖尿病になる前までは糖尿病は自分に甘い、さらに自己管理が出来ない

 意思の弱い人がなる病気だと思っていました。

 しかし、わたしが糖尿病になり、インシュリンを打たなければならくなった過程を

 振り返ると、これまで持っていた考えと別の考えが出てきたのです。

 それが「糖尿病はこころの病気」という考えです。

 その前にちょっと・・・

 身長が200センチと150センチの人がいます。

  --- なんだ!?突然!! まあ、お付き合いください。

 この2人に高さ230センチのところにある物を取ってもらいましょう。

 200センチの人はもちろん簡単に取れてしまいます。

 155センチの人は椅子を持ってきて、それに乗って取りました。

 まったく違和感を感じません。

 これは誰が見ても155センチの人はそのままでは物が取れないと

 理解しているからです。

 しかし、精神の話になると話は別です。

 なぜか、精神ではみんな同じ事ができないと、

 意思が弱いとか情けないとか思ってしまっているような気がします。 

 人の精神も100人いれば100種類あり、強いところや弱いところがあります。

 弱いところがあれば、まずそれを自覚して、

 それを補うものが必要ではないでしょうか?

 150センチの人が高さ230センチにある物を何も使わずに取ろうとしても

 いつまでたっても取る事は出来ません。

 そのものが「生もの」だったら、腐ってしまいます。
 
 糖尿病対策へのスタートは自分を知ることから始まるのです。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  小冊子、まだ若干残ってます。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (0)

第8話 糖尿病はこころの病気 vol2

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/3/20 vol.0008
===================================

こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


まず初めにこの場をお借りして、わたしの小冊子を読んで感想をくださった皆様。

貴重なお時間を費やしていただきありがとうございます。

既に糖尿病にならた方や寸前で糖尿病を回避できた方の

熱い感想をいただき、感激しております。

今後も熱いメッセージをよろしくお願いします!!


先週は高校時代の同窓会があったのです。

高校は進学クラスだったのでクラス替えがなく3年間ずっと同じ。

進学クラスだけど、みんなやんちゃ。

そう言えば、担任に校内放送で怒られた事を思い出す。

「3年10組のはしもと、3年10組のはしもとっ!!

 至急職員室の××のとこまでこいっ!!」

ざわついていた校内が一瞬しーん・・・。

「お前、何してん?」と不安げにたずねてくる同級生。

「いや、分からん・・・」と心当たりがいくつもあるわたしもちょっと不安。

自分のクラスを出て、職員室に向かう廊下でも他のクラスの友達から質問攻め。

ちょっと時の人になったみたいでいい気分。

そして職員室の担任のもとへ。

「なんっすか?なんかやっちゃいましたかね?」と覚悟を決めてたずねる。

「いや、○○について教えて欲しいねん」と怒られる内容ではない。

ほっとして、「なんで、怒ってたんですか?」と尋ねる。

「いや、ちょっと虫のいどころが悪かってん」

「・・・」

気分で怒りをストレートに出せる人はすごい。

しかし糖尿病対策にはこれは大切。


 ━━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【糖尿病郵送検診キット】肥満、運動不足が気になる方へ!
http://tinyurl.com/pbc5b

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■糖尿病はこころの病気

 糖尿病は「こころの病気」であるにはもちろん理由があります。

 糖尿病になったり、糖尿病を悪化させる原因として

 ・カロリーの取り過ぎ
 ・不規則な生活
 ・ストレス

 があります。これは医学的にも言われている事です。

 つまり糖尿病にならないためにはこれに気をつければいいのです。

 食事制限をして、規則正しい生活を送り、そしてストレスをためなければいいのです。

 風邪や胃潰瘍など他の病気には、こうすれば病気にならないというような

 明確な理論みたいなものはないと思います。
 
 これらの病気は、不可抗力的に病気になってしまうような気がします。

 しかし、糖尿病にはこうすれば病気にならないという理論が確立されているのです。

 それなのに、人は次々に治らない糖尿病になっていきます。

 糖尿病にならないための明確な方法があるのにです。

 それはなぜでしょうか?

 食事制限をすればいいのに出来ない。

 規則正しい生活を送ればいいのに送れない。

 ストレスをためなくてはいいのにためてしまう。

 つまり、これらは気持ちの問題なのです。

 もちろん、食事制限や運動をするといった行動を起こす必要はあるのですが、

 まずは自分自身を知って、無理のない方法を選択するところから始めないと、

 失敗する可能性が高くなると思います。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  初めの第一歩は大切です。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (0)

第9話 ご冥福をお祈りいたします

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/3/27 vol.0009
===================================

こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


先週の火曜日より風邪を引き、風邪を引くとなぜか高くなる血糖値。

そして金曜日。またまた起きてしまった胸中の発作。

午前10時30分。ジワジワ胸が痛くなる。

「胸痛がでるのは、半年ぶりぐらいやな。まあ、5分もすれば治まるわ。」

痛みは徐々に強くなる。

「ちと、やばいかな・・・」

時計を見ると10時50分。痛みが20分も続く。

「これはあかん、舌下錠を飲もう。」

生まれて初めてのニトロール(血管を広げる薬)を舌の下に入れる。口の中はカラカラ。

一向に痛みが治まる気配はない・・・。時間は11時をちょっと過ぎた頃。

かかりつけの病院の受付は11時30分まで。病院に行こうと決めた。

そして病院に電話。受付の人から看護婦に電話がかわる。

「救急車で来てください。」

時間は11時10分。痛みが治まってきた。

「大丈夫です。痛みが治まってきたので電車で行きます。」


       ----------

病院で心電図をとってもらうが、異常なし。

胸痛が起こっているときに心電図をとらないとあまり意味がないらしい。

今度はニトロールの効きすぎて、頭の血管を広がり頭痛発生。

ニトロールを10個、処方してもらって安心気分。

とにかく糖尿病はよくないのです。


 ━━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【糖尿病郵送検診キット】肥満、運動不足が気になる方へ!
http://tinyurl.com/pbc5b

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■ご冥福をお祈りいたします。

 いつもは仕事帰りに病院に行くのですが、今回はちょっと不安になったので、

 仕事を抜け出して病院に行きました。

 そこで偶然、インシュリン注射に切り替えるために入院した時に同じ病室だった

 おじいちゃんと再会しました。

 そのおじいちゃんも退院後は1ヶ月に1度、通院のために病院に来ています。

 わたしが退院するときにもう一人すい臓の病気で入院していたおじちゃんがいて

 3人が退院したらみんなでご飯を食べようと約束したいのです。

 しかし、退院後はなかなか時間が会わず、電話や年賀状だけのやり取りで、

 一緒に食事に行く事はありませんでした。

 再開したので、もう一度3人で食事をしましょうかという話を切り出す前に

 おじいちゃんは言いました。

 「××さん、3ヶ月前に亡くなったよ。」

 すい臓がんだったそうです。

 ××さんが入院された時は病名が不明でなかなか病名が確定せず、

 わたしが退院する時もまだ分からなかったのです。

 ××さんはお酒も飲まないし、タバコも吸わず、

 3人の中では1番健康な生活をしていたのです。

 でもおじちゃんが一番重い病気になり、そして亡くなられました。

 自分は健康な生活をしているとか、他人はもっと不健康な生活をしているけど、

 病気になっていないから大丈夫だとか、そんなんは関係ないですね。

 糖尿病は自覚症状がありません。

 なので、少なくとも1年に1回はきちんと身体を検査してもらう

 心がけが大切だと改めて感じました。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ご冥福をお祈りいたします。

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (2)

第10話 継続は力なり

===================================

 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/4/3 vol.0010
===================================

こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


今日、4月3日から新年度がスタート。

新しい事がはじまると気持ちも一新して、何かを始めたくなる。

○○の資格を取ろう!!とか、体重を××落とそう!!とかいい傾向。

もちろんわたしの場合、ヘモグロビンA1Cを5パーセント台に落とす!!

という事を第一の目標として頑張るぞ。


またこの季節になると学生時代にでていた病気について思い出す。

それは「サークル作りたい病」

どんなサークルか? それはイベントサークル。

どんなイベントか? それはただの飲み会。

みんなでワイワイすることを目的としたサークル。

何人かに声を掛け、サークル名を決め、そしてビラを作って、女子大の前で配る。

配っているときでも何人かと友達になる。春はたくさんの友人を増やせるとき。


そして、イベント当日・・・

ビラに書いた集合場所で、何人来るか、ドキドキしながら待つ。

居酒屋には50人で予約した。もし、50人来なかったら大赤字。

バイト代がいっぺんに吹っ飛ぶ。しかし、来たのは80人。

居酒屋にはギュウギュウで、ほとんど動けない状態。

しかし集まった学生の楽しそうな笑顔を見て、大満足。


活動はこの日限り。運営は後輩に任せる。

立ち上げる事が大好きなわたしはこれでもう満足。

これで、わたしの糖尿病は悪化した・・・。

 ━━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【糖尿病郵送検診キット】肥満、運動不足が気になる方へ!
http://tinyurl.com/pbc5b

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■継続は力なり。

 わたしはイベントを企画するのが大好きです。

 自分が企画したイベントに参加した人が楽しそうな顔をしていると、

 自分も楽しくなります。

 しかしイベントというものは日常生活ではありません。

 イベントは日常生活にインパクトを与える出来事です。

 この日常生活にインパクトを与えるイベントは非常に大切なのですが、

 イベントが成功しかたらといって、日常生活が成功とは限りません。


  -- はっ? こいつ何言ってるんや?

 それでは、そろそろオチに向かいましょう!!

 イベントは言わば花火です。

 糖尿病予備軍と言われて、急にジムに通ったり、

 仕事帰って夕食後に1時間の散歩で運動療法したりします。

 実はわたしはこれはイベントと考えます。

 いままでの、日常の生活にはない出来事。

 イベントは長く続きません。運営は長く続きます。

 糖尿病対策はイベントで行ってはいけません。

 運営で行うべきなのです。

 ジムに通ったり、1時間の散歩。それはそれで素晴らしい事です。

 しかし、普段の生活でジムに通ったり1時間の散歩の変わりに出来る事はあるはずです。

 例えば、エスカレータを使わずに階段で歩くとか、

 いつもは完食しているトンカツの衣を少し残すとか。

 普段の生活でいくらでも対策できる事があるのに、

 イベントであるジムに通うということにで対応しようと考えているのなら、

 それは危険です。長くは続きません。

 まずは、いまの生活で改善できる事から始めてください。

 頑張る気持ちは大切です。

 しかし、それが続かないのら、まったく意味はありません。

 糖尿病には特にです。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  継続は力なり!!

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?

更新日 : 2006年9月27日 | コメント (0)