2回目の危険なお正月
明けましておめでとうございます。いよいよ今日から今年の仕事初め。わたしにとってはインシュリンを打つようになって2回目の正月でした。去年はインシュリンを打つようになってから1ヶ月後に正月だったので、自分の人生においてこれから「インシュリンを打たなければ生きていけない」という衝撃があったので、例え正月でも自己抑制ができたのです。
しかし今年は・・・、油断してしまいました。性格には油断と言うよりも「慣れ」ですよね。インシュリンを打つことに慣れてしまったわたしは「正月だから」という魔法の言葉に、また嫁さんが帰省している事もあり、ついついお酒をグビッといってしまいました。食べている量は増えていないのですが、ダラダラ飲むという最悪の生活です。
今日から仕事初めなので、自分の血糖値を知っておこうと思い、昨日は一番血糖値があがる食後2時間の血糖値を測りました。血糖値は「451」。致命的な数値です。身体がボロボロです。この数値では全身倦怠感がでてきており、何もする気も起こってきません。しかも関節も痛くなり、自覚症状がでてきます。しかし明日から仕事なのでどうにかして元に戻さなくてならないので、まずは半身浴。心臓に負担をかけず、いっぱい汗をかきました。結果、血糖値は「291」までに下降。ここまでになると倦怠感は薄れ、ところどころの関節痛だけになりました。痛いところを入念にマッサージをして血糖値が下がるのを待つ。そして寝る前はなんとは「245」まで下がったので、これから血糖値は下がっていくだろうと安心して床に就く。
そして、今朝の血糖値は「181」。良くないけど助かった・・・。インシュリンをいつもより2単位多く打って、朝食は食パンのみにする。先日、2単位多く打って何も食べずに仕事に行ったら、会社で「低血糖障害」が起こってしまった。何はともあれ、「危険な正月」はなんとか過ごせたようだ。
今年の格言「油断大敵」
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更新日 : 2006年1月 4日 | コメント (5)
新たなチャレンジ
近頃、いまいち身体がすっきりしない。ちょっとしたことで風邪を引くし、頭痛もするし、身体は重いし・・・。ん?身体が重い?ひょっとして、体重計に乗ってみた。太っていた・・・。なぜ?近頃は体調不良で食欲もなくあまり食べていないのに。
ひとつの案がひらめきました。体調が悪いときは総じて血糖値が高くなるので、いつもよりもインシュリンの量を多くしていたのです。ということはインシュリンが豊富なので食べたものをすべて栄養として細胞に運んでくれたから太ってしまったのではないか?
ということは少しインシュリンを減らして、細胞に栄養を与える量を減らせば痩せるにやせるに違いない。いまは体重を減らすことが最優先なのだ!!
ということで1単位だけ、インシュリンの量を減らしています。
今朝の血糖値:128(まずまず)
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更新日 : 2006年2月17日 | コメント (2)
自転車スイスイ
毎日、運動療法として自転車通勤をしているのですが、なぜかここ3日は自転車の伸びがいいのです。一回のこぎで進む距離が伸びているような感じです。別に自転車のタイヤの空気を入れたわけでも、サドルをあげたわけでもないのですが、なんか軽いのです。
変えたといえば、自分が打つインシュリンの量を変えるのをやめただけです。いままでは食べる量が多そうなときは、インシュリンを少し増やしていたのです。それをやめて、食べる量を制限したのです。
本来、あるべき姿に戻すと身体が軽くなったのです。(体重はそんなに減ってませんが・・・)。この調子で頑張るぞっ!!
今朝の血糖値:154(まだ高い)
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更新日 : 2006年2月23日 | コメント (0)
低血糖を覚悟
近頃いろいろ悩みがあって、食欲がないのです。こういった状態ではなぜか血糖値は高くなってしまいます。
なので、食欲がなくてもインシュリン注射はします。
食べてないので、これから何時間後か、もしくは何十分後かに間違いなく低血糖症状が出てきます。
会社に自己血糖測定器を持っていかなくては!!
けど、低血糖症状の出始めはわかっているので、自分で何とかできる状態のうちに砂糖をなめることにします。
精神的ストレスと持ち続けると血糖値は想定外の値をしばしばするので、
悩み事を早く解決しないといけませんねぇ~。
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更新日 : 2006年3月 3日 | コメント (0)
厚生労働省 生活習慣病予防週間のスローガン募集
厚生労働省が、毎年2月1日から2月7日までの一週間を「生活習慣病予防週間」と名づけ、生活習慣病予防のための知識の普及啓発を図っています。11月10日(金)まで、そのスローガンを募集しています。
もちろん、お祭り大好きなわたしもスローガンを考えて応募しました。わたしが考えたスローガンは・・・、おっと、応募資格に「未発表で自作のものに限り・・・」とあり、ここで発表してしまいますと、未発表作品でなくなってしまいます。(既にわたしのスローガンが採用された気分でございます。)
どうでしょう、みなさんも応募してみてはいかがでしょうか?スローガンを考えるだけでも結構、生活習慣病(糖尿病)のことについていろいろ考え、分からないことは調べて知識を吸収できますよ。
待てよ・・・。恐るべし、厚生労働省。スローガンを募集することによって、生活習慣病に関心を持つ人に生活習慣病についていろいろ考えさせるなんて、すごいじゃないですか!!脱帽。
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更新日 : 2006年11月 7日 | コメント (0)
こちらのサイトもどうぞ
入院していると、検査がない時などは比較的時間があり、更に病院では一人なので、いままでやろうと思っていてなかなか出来なかったことが出来ました。たまには入院ってのもいいですね。
ひとつは「30歳で糖尿病に32歳でインシュリン自己注射のサラリーマンの教訓」。やっと完成させました。
全部で64ページにもなっちゃいました。糖尿病に対する関心が薄れたときにでも読んでくださいね。
もうひとつは、健康通販サイト「糖尿病店長の健康日和」。ドロップシッピングを使って作りました。
健康食品、ダイエット、目のケア、禁煙、口臭対策やストレス解消のための生活雑貨など取り揃えました。こちらのサイトもよろしくお願いします。
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更新日 : 2006年11月18日 | コメント (1)
小倉智昭さんとSMAP×SMAP(入院生活30日目)
またまた消灯時間の22時から真っ暗な病室でSMAP×SMAPを見ました。
今回のビストロSMAPのゲストは小倉智昭さんです。小倉智昭さんはご存知の方も多いと思いますが、糖尿病です。「以前、トイレで隠れるようにインシュリン注射をしていたらネット上の掲示板で“麻薬を打っている”と書かれた」とのエピソードも公開してくれた方です。
糖尿病ではないゲストが来た場合、ビストロSMAPではどんな料理がでてくるのか気になるのですが、今回の小倉智昭さんの場合、私が気になるのは、糖尿病を考慮したメニューかどうかです。しかし、出てきた料理は明らかに糖尿病を意識した料理ではありませんでした。
それを見た瞬間、わたしは「ブラボー!!」と素直に感じました。糖尿病は自分との戦いです。自分の血糖コントロールができ、さらに糖尿病に対する知識が十分にあれば、時として食事も食べたいものが食べることができるのです。
ただ、ひとつ気になるのは、今回、小倉智昭さんがSMAP×SMAPに出演するにあたって、通常のインシュリン注射の単位をどれくらい変えられたのかなということです。これは糖尿病患者だからこそ、気になることなのかなと思っています。
毎朝の番組、「とくダネ!」の司会者でもある小倉智昭さんのコメントにときおり、カチンとくるわたしなのですが、SMAP×SMAPをみた直後は素直に「頑張ってください!!」と応援したくなりました。
話は変わって、今日、わたしの主治医からも夕飯の食事のカロリーが多くなる場合、いつも打っている超即効性30%+持続性70%のインシュリンだけではなく、超即効性100%のインシュリンを追加で注射してみてはというアドバイスをもらいました。この場合、注射は4回打たなくてはいけなくなるのですが、わたしの退院後の生活を考慮してくれたアドバイスに感謝です。
わたしは糖尿病患者と主治医の関係は非常に重要だと思っています。わたしは糖尿病になってから、ずっといまの主治医の治療を受け、そして納得いくアドバイスを受けています。納得できず、患者の生活に目を向けない医師が主治医となった場合、それはある意味不幸だと思います。こんな場合、主治医を変えるともっと糖尿病生活をエンジョイできるかもしれませんよ。
きっと小倉智昭さんと小倉智昭さんの主治医の関係は非常にいいものではないかと、今回のSMAP×SMAPで感じました。
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更新日 : 2006年12月12日 | コメント (0)
2006年を振り返って
2006年は糖尿病においていろいろな出来事や出会いがありました。やはり、この1年のわたしの生活を振り返ると、どうしても「糖尿病」という病気を抜きには語れません。何をするにもやはり糖尿病が密接に関係しているからです。
血糖コントロール、食事制限、運動療法と本来の糖尿病対策は言うまでもなく、そこから派生する冠攣縮狭心症の胸の痛みや、糖尿病網膜症という失明に対する不安、そしてうつ病のような精神的な問題までありとあらゆるところに関係してきます。
「なぜ、糖尿病なんかになったんだ!!」
そう思う気持ちもないわけではありません。しかし、既に糖尿病になってしまったわたしは、この現実を受け止めなければなりません。ほんと、こんな厄介な病気にはなるものではないですよ。
さらに、糖尿病は悪化すると、患者自身の不摂生が原因であるかのように責められることもあります。確かに患者自身に問題がある場合もあります。ただ、現在の医学では糖尿病は1年や2年の摂生・忍耐ですむ病気ではありません。
なので、まだ糖尿病を発病していない方はどうか糖尿病にならないように、また糖尿病になってしまった方は前向きに糖尿病生活を楽しみましょう。
わたしの糖尿病生活はまだまだ続きます。どうぞ来年も糖尿病奮闘記をよろしくお願いいたします。
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更新日 : 2006年12月31日 | コメント (0)