最高のプレゼント
近頃、仕事が忙しいのにかまけてすっかり糖尿病奮闘記の更新が疎かになっていますので、ここらで生きている証として久しぶりに近況報告を。
昨日、家族で晩ご飯を食べていると、上の娘がやけにそわそわしているので、どうしたんかな~と思っていると、「せ~の!」と奥さんと一緒にハッピーバースデーの歌を歌ってくれました。私の誕生日はまだ先なのですが、家族全員がゆっくりと晩ご飯を食べれる日曜日に祝ってくれました。
嫌がる娘にありがとうのちゅ~をしてると、まだ娘はそわそわしているので、まだ何かあるのかなと思ってると、「パパにプレゼントがあるねん!」と言って、リボンに巻かれた画用紙をくれました。中身を空けると絵が書いてありました。
上の娘と下の娘で書いてくれたようです。今の私にとって娘たちの絵は最高のプレゼントです。
で、近頃時々思う事なのですが、娘の成長や自分の事業の状況など環境って刻々と変わっていきます。環境が変われば感じ方も変わっていきます。変な話ですが、私は独立してからは規則正しい生活からはほど遠い生活をしています。娘と一緒に9時前に寝たかと思うと、仕事が気になって深夜1時に起きてずっと仕事をしたり、翌日に予定がない時は朝の4時頃まで仕事をしたり、土日も関係なくと、結構めちゃくちゃです。
だけど、そんなに身体の状態は悪化していないのです。私の心の弱さでもあるのですが、仮にこのような生活をサラリーマン時代にしていたのなら、きっと身体の状態は最悪な状態になっているでしょう。この違いは私の場合、気合いと根性に加えて、自分に対して言い訳ができるかできないかという事が大きいと考えています。
以前の私は「仕事を軌道に乗せるために不規則な生活をしているから糖尿病が悪化しても仕方がない。」と感じていたと思うのですが、いまは「血糖をコントロールしながら事業を軌道に乗せるにはどうしたらいいか」と考えるようになりました。
糖尿病は100人の患者がいれば100通りの向き合い方があると思います。また同じ人でも環境によっても向き合い方や感じ方も違ってくると思います。糖尿病はこうあるべきだと画一的な対処をするよりも、柔軟に糖尿病と向き合った方が血糖コントロールはうまくいくのではないかと思っています。
糖尿病はお付き合いしていく病気ですから、その時々で糖尿病の優先順位を上げ下げしながら、無理のなく継続的に向き合っていくと全然へっちゃらな病気だと思うようにしています。
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?
更新日 : 2009年5月18日 12:49
初めまして。2ヶ月前に夫の糖尿病が発覚し、不安と前向きな気持ちが交錯する中で日々を送っております。
発覚直後にこちらのサイトに出会い、ほぼ全ての記事に目を通させていただいて、とても励まされたり勉強になったりしました。長い間更新されていなかったので少々心配をしておりましたが、今朝新しい記事を読み、なんだかとても嬉しく、心が温かくなりました。
娘さんの絵、とてもかわいらしいですね。うちにも子どもがあれば夫の励みになるかもしれませんが、残念ながらそうではないので、時々喧嘩をしながら(?)夫婦で手を取り合って長いマラソンに挑もうと思っています。
お忙しい中、サイトの管理も大変なことと拝察しますが、どうぞ無理の無い範囲で更新を続けていただければと、勝手なファンからのお願いです。糖尿病一年生として、またいろいろと勉強させていただきます^^
投稿者 みき : 2009年5月18日 16:44
みきさん
初めまして。コメントありがとうございます。
みきさんからのコメントでわたしも感激しました。心配してくださってたなんて・・・。わたしも心が温かくなりました。ほんとありがとうございます。
御主人が糖尿病と診断されて2か月ということでいろいろ不安もあるかと思います。私がそうだったのですが、発病当初はなかなか自分が糖尿病であることを受け入れるのは難しいかったです。
「なぜ、俺だけが・・・」なんて強く思ったことも何度もあります。このサイトで偉そうなことを書いていますが、実際は試行錯誤の連続です。痛い目にあっては起き上がり、また痛い目にあって、起き上がり、たまに心が壊れてしまったりと、同じようなことを繰り返しながら少しずつ糖尿病を受け入れていった感じです。
正直、いまでも糖尿病に対して不安はあります。しかしいまは糖尿病の人生を送るのではなく、人生の中でたまたま糖尿病とお付き合いをしてるのだと思うようになりました。
私は「一病息災」で健康な人よりも長生きするつもりです。
もしよろしければ、DMサークルに入りませんか?糖尿病は何かと誤解と偏見が多い病気です。糖尿病患者がお酒を飲むというと、「だからお前は・・・」なんて声が聞こえてきそうです。
DMサークルは糖尿病が主役のサイトです。サークルのメンバーの中にはみきさんと同じように身内の方が糖尿病の方もいらっしゃいます。
このサークルには素晴らしいメンバーの方がたくさんいらっしゃいますので御近所さんにはなかなか言えない不安でも気兼ねなしに話せることができますよ。
もし、ご興味があれば「dm@enjoy-dm.com」までご連絡いただければ、わたしの方から招待状を送らせていただきます。
ではでは。
投稿者 はしもと : 2009年5月18日 22:00
素敵なお誕生日プレゼントですね♪
無理なく継続的に、大切なことですね。
病気発覚時はホント「なんで私が」って思って、
ずっと沈んでいました。
血糖値にとらわれすぎて外出することもできず、
値が高いとイライラしたり・・・^^;
今は少々のことは「こういう日もあるさっ」と流せるようになりました。
完治しない病気ならば、無理せず一生付き合っていく方法を学ぶしかないですもんね!
規則正しい生活が出来るにこしたことはないけれど、
何より精神的な部分が大切だと思います。
かわいい娘さんは間違いなく特効薬ですね!
投稿者 かぁこ : 2009年5月28日 10:46
かぁこさん。コメントありがとうございます。
そうですね。娘は何よりも特効薬です。娘が「かけっこして遊ぼ〜」というと、それが運動療法になったりと娘は私の血糖コントロールに一役かってくれています。
かぁこさんのおっしゃられるように、糖尿病は無理せず一生付き合っていく方法を学ぶしかないと思っています。糖尿病に振り回される時期があったり、はめを外してみたりすることは時として必要ではないかと考えています。
私は糖尿病の人生を送るのではなく、人生に糖尿病がついてきたと思うようになってからは精神的にもだいぶ楽になりました。
投稿者 はしもと : 2009年6月 2日 14:57