第60話 思い出すきっかけ
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糖尿病奮闘記
~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~
2007/6/4 vol.0060
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こんにちは。
30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を
するようになった『はしもと』です。
「ぱぱぁ~、かたぐるまぁ~」とむすめ。
寝室へ向かうときは肩車をせがむ。
「ほい」とわたし。
「わ~い」と意気揚々のむすめ。
ところが・・・、
ゴンッ!!
「???」のわたし。
突然、娘が泣き出す。娘の頭が寝室の入口の壁に激突したのだ。
「パパ、嫌い!!、あっち行って!!」とむすめ。
「ごめんな~。」とわたし。
一日の終わりが悲しい結果になった。
そして翌日・・・、
「ぱぱぁ~、かたぐるまぁ~」とむすめ。
「ほい」とわたし。
今度は頭をぶつけないように、寝室に入るときはしゃがんだ。
と同時にむすめも頭をかがめる。
むすめの顎がわたしの脳天に突き刺さる。
今回は無事に寝室に入れた。
「パパ、おやすみ~。」とニコニコ顔のむすめ。
平和な一日が終わった。
さらに、一ヶ月後・・・、
「ぱぱぁ~、かたぐるまぁ~」とむすめ。
「ほい」とわたし。
ゴンッ!!
「しまった・・・」とわたし。
恐る恐るむすめを肩車から降ろした。
案の定、むすめは泣き出す。
「パパ、嫌い!!、あっち行って!!」とむすめ
またまた、一日の終わりが悲しい結果になった。
むすめもわたしも壁にぶつかることを忘れてしまった。
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■思い出すきっかけ
どうも、ご無沙汰しております。
資格取得の勉強してましたので、メルマガの配信が滞っていました。
試験も終わりましたので、いまはひと段落です。
相変わらず、娘と楽しい毎日を送っています。今回も娘ネタです。
小さいときは肩車を嫌がっていたのですが、近頃は肩車が大好きです。
今回のように家の中で肩車をすると思わぬ危険が待ち受けていました。
初めて壁にぶつけた後は、
娘もわたしもこれからは壁にぶつからないようにと気をつけました。
寝室の壁の高さとわたしの身長を考えると、壁にぶつからないためには
わたしがしゃがむか、娘が頭をかがめるかのどちらかで十分です。
一ヶ月後に再びぶつかったのはお互いが
しゃがむこと、かがめることを忘れてしまったからなのです。
「失敗は仕方がない。しかし、同じ失敗は2度するな」とよく言いますが、
記憶を持続させるのは、なかなか難しいです。
頭をぶつけるということならば、2,3日もすれば元に戻るのですが、
糖尿病については、失敗が元に戻りません。
「血糖値が高い」と言われたら誰でも気を付けます。
しかし、日々の生活の中でその記憶が薄れていくことは仕方がありません。
なので、記憶が忘れるとうことを前提にする必要があると思います。
いまは、いろいろ便利な健康をチェックするグッズがたくさんあります。
そういったものを購入し、何ヶ月に一度、検査してみてはいかがでしょうか?
そうすることによって、身体の状態を知れるということ以外にも、
忘れかけた記憶を思い出すきっかけにもなると思います。
━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
むすめはあと何回、頭をぶつけるのだろうか・・・
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糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?
更新日 : 2007年6月19日 01:10