あるある大辞典と糖尿病
あるある大辞典がデータを捏造し、視聴者をだましたということで世間を賑わしていますが、これには少し考えさせられます。確かに意図的に情報を操作し、視聴者の期待を裏切った関西テレビはもってのほかですが、それを信じ続けて疑わなかったことも問題だと思います。
いまは情報が氾濫していて、どれが「有益」でどれが「ガセ」かを判断するのは非常に難しくなっています。その中で、それらを見分けるひとつとして情報の出所がある思います。もし、納豆ダイエットの情報が「悪徳健康開発センター」などということろから発信していればおそらく誰も信じなかったでしょう。
しかし、糖尿病のイメージについてはなぜか、出所の知らない情報を信じている方が多いと思います。
・糖尿病は甘いものが好きな人がなる病気
・糖尿病になるとチョコレートは食べたらダメ
・糖尿病は自己管理ができない人がなる病気
・糖尿病はいつかは治る病気
などなど、いったいその情報はどこからでて、何を根拠に信じているのでしょうか?別にすべての人が正しく糖尿病について知っておく必要はないのですが、せめて糖尿病と接する人は誤ったイメージだけは取り除いて欲しいものです。
「おいおい、チョコレートなんか食べたらあかんやろ」と糖尿病患者に言うことは、「知ってるか?ダイエットするには納豆やで。」と言うことと同じように感じてしまう今日この頃です。
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?
更新日 : 2007年2月 5日 12:00