第40話 Dr.コトー診療所
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糖尿病奮闘記
~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~
2006/11/27 vol.0040
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こんにちは。
30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を
するようになった『はしもと』です。
時間は午後10時。病室の電気がいっせいに消える。
病院では午後10時が消灯時間。
真っ暗な病室でテレビをつけ、ドラマ「Dr.コトー診療所」が始まる。
涙腺の弱いわたし。
自宅では涙を流しそうな場面になると、奥さんはドラマよりわたしの顔を見る。
奥さんに対しては傲慢なわたし。
涙顔を見せまいとぐっと、涙をこらえる。
しかしここは病院のベッド。誰もわたしの涙には気付かない。
ドラマでは手の施しようのない癌患者の話。
一日でも長く生きるため、苦しい抗がん剤治療を決意する。
ふと、入院患者との会話を思い出す。
「わし、おとといから抗がん剤治療を始めてん。」
何気なく聞いたその会話。
「あのおっちゃんも、こんな辛い思いをしていたのか・・・」
わたしの涙は止まらなかった。
生きていることは素晴らしい。
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■Dr.コトー診療所
ドラマは自分が体験しないことを疑似体験させてくれます。
また知らない思いを知ることができます。
それはあくまでもドラマの話で、
思いはドラマが終了して1ヶ月もすれば忘れてしまいます。
いま、わたしが入院して、いろんな病気の患者さんの話を聞き、
健康の大切さを改めて実感しているのですが、
退院して普段の生活に戻れば、その思いも薄れていくでしょう。
過去2回の退院時は、「健康の大切さを忘れないようにしよう」
そう思っていました。しかし、いまのわたしは違います。
「健康の大切さは薄れていくものだ」
そう思い、このメルマガを書いています。
健康であることが当然となったとき、
今、この時点での思いを書き残すことによって、
薄れていく健康の大切さを、改めて呼び起こさせようと思っています。
「忘れる → 忘れないようにする」という考えを
「忘れる → 忘れた後の対策をする」という考え方に変えたのです。
ここから強引に・・・
「食べたい → 食べないように我慢する」という考えを
「食べたい → どうやったら身体に害を与えず食べられるのか」
という考え方に変えました。
そのため、糖尿病のこと、自分の身体のことをよく知る必要があるのです。
しかし、この考え方に変えて、気持ちが楽になりました。
━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
長続き、長続き・・・。これが大切。
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糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?
更新日 : 2006年12月 4日 13:01