糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

第36話 失敗した後の対策

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 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/10/30 vol.0036
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こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


★★★ はじめに ★★★ 

前回、送信した3回目の入院を決意したという内容に対して

いろんな方から励ましのメールを頂き、感動しております。

この場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

中には独自の健康法などを紹介してくださったメールもありました。

入院して時間が作れるようになったら、皆様が教えてくださった

独自の健康法も紹介していきたいと思います。

また、独自の健康法をお持ちの方。どうかその情報をお知らせください。

みんなで健康になりましょう!!

それでは今週のメルマガをどうぞ!!


月曜日の正午。糖尿病奮闘記のメルマガが送信される。

それからわたしはすぐさま読者数の確認をする。

「よかった~。減ってない。」

しかし、システムの関係でまだ配信されていないことに気付く。

そして1時間後、また読者数の確認をする。

「一人減ってしまった・・・。今回のネタはつまらなかったのか。」

自己反省。そして次こそはもっと楽しいメルマガにしようと奮い立つ。

情報を発信するのは楽しい。読者が増えるのも嬉しい。

メルマガを発行するために必要なもの。

それは「ネタ」

日々の出来事の中からネタを探す。

ネタは考えて絞るより、あるとき突然、ひらめく。

娘と遊んでるとき、ご飯を食べているとき、風呂に入っているとき。

「よし、次はこのネタでいこう!!」

と気分が盛り上がる。

そして3時間後・・・

「あれ?さっきひらめいたネタはどんなんやっけ?」

とひらめいたネタを忘れてしまう。

忘れないようにすることも大切だが、

忘れることを前提とした対策はもっと大切。


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■失敗した後の対策

 ネタを考えるのは楽しく、さらにそれによって読んでくださる人が

 次も読みたいと思ってくださることは発行者冥利につきます。

 しかし、どんどんネタを思いついても、それを忘れてしまったら、

 まったくもって意味がありません。

 一生懸命に思い出そうとしてもほとんどが思い出せません。

 2006年2月からメルマガを書き出して、闇に葬られたネタは数知れず。

 その失敗を克服するため、「ネタを思いついたらすぐに書き留める」

 という対策を立てたのです。

 具体的には思いついたらすぐに携帯のメモに書き留める。

 わたしの携帯はほとんど鳴らないので、携帯していないことが多いのですが、

 ネタを書き留めるツールとして携帯を常時、携帯するようにしたのです。

 なんかすごいことを発見したように書いていますが、

 よくよく考えれればごく当たり前のことをしているだけですよね?

 しかし、糖尿病予防についてはわたしは、

 このごく当たり前の事ができなかったのです。

 糖尿病予備軍と診断されたときは、

 糖尿病に対する恐怖・嫌悪感で糖尿病に関心を持ったのですが、

 その関心が薄れていくということに対策を立てなかったのです。

 結局、朝晩の2回のインシュリン注射を打つようになるまで、

 明確な対策を打ち出すことができませんでした。

 いまは「注射を打つ」という行動が、

 自分は糖尿病であるということを日々教えてくれるのです。

 こうならないためにも、糖尿病に対する関心が薄れていくことを

 前提とした対策を立てることをお勧めします。
 

 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  忘れるという能力は時に素晴らしく、時に残酷だ。

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更新日 : 2006年11月 4日 16:06




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