病院の糖尿病食（入院生活2日目）
入院して一番辛いのが、食事療法である糖尿病食。朝食8時、昼食12時、そして夕食が18時。つまり夕方18時にご飯を食べたら翌日の8時まで何も食べられないのです。確かにこの生活は決まった時間に決まったカロリーの食事を食べる規則正しい生活です。しかし退院後にこんな生活は出来そうにありません・・・。
また、自分の身体の血糖値の推移を調べるため1日7回（朝食前・朝食後2時間、昼食前、昼食後2時間、夕食前、夕食後2時間、そして寝る前）、採血して血糖値を測定するので間食でもしようものなら、すぐに血糖値に現れてしまいます。いまの目覚めは注射で起きるという痛い生活でもあります。
これが病院での糖尿病食です。
（朝食：8時）
ごはん、味噌汁、ほうれん草のおひたし、そしてバナナと牛乳。わたしは牛乳が飲めないので、牛乳は残しました。今日はご飯だったのでまずまずなのですが、パンのときは結構辛いです。
（昼食：12時）
ごはん、きゅうりのカリフラワー（？）のおひたし、ごぼうとこんにゃくの煮物、そして鮭とレンコンです。この昼食には非常に満足。
（夕食：18時）
ごはん、クリームシチュー、きゅうりの酢の物、鶏肉のシチュー。牛乳嫌いのわたしは、食べることのないクリームシチューが出てきたのですが、明日の8時まで食事がないので、食べないわけにもいきません。もちろんゆっくり時間をかけて完食です。
病院での食事でつくづく感じるのは、空腹が最高の調味料であるということです。好き嫌いというのは、空腹でも変わりに食べるものがあるから生まれるような気がします。
食べるものがこれしかない。これを食べならければ、辛い辛い空腹感が待っているということを身をもって知れば、何でも美味しく食べられますよ。しかし退院したらこんな辛い生活はちょっと・・・。
ただ、この空腹感に打ち勝った暁には、体重が落とすことができますよ。ちなみに入院時の体重は66.6キロ。2日目の体重は65.5キロとたった1日で約1キロ体重が落ちました。退院時までには63キロぐらいを目指します。
今日の検査は頚動脈（首筋）エコー。腹部エコーは人間ドック時にしたことがあるのですが、頚動脈エコーは入院時のみに行っている検査です。合併症がでてきているのかの検査です。
最後に1日3回のインシュリン注射に変えて初めての血糖値は
朝食前：121 (100 +21)
朝食後：275 (160 +115)
昼食前：195 (100 +95)
昼食後：126 (160 -34)
夕食前：119 (100 +19)
夕食後：301 (160 +141)
寝る前：227 (160 +67)
※カッコ内は理想の血糖値とその差です。
どうも朝、晩の超即効性3割＋持続性7割のノボラピッド30ミックス注の効きが悪く、昼食前に打っている超即効性10割のノボラピッド注300は効きすぎている感がありますね～。これからの微調整が大変になりそうな予感です。
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位？
更新日 : 2006年11月15日 08:23
こんにちはikedarumaです。いつもブログ読ませていただいてます。
入院生活はじまりましたね。食事して、血糖測って、インシュリン調整して、結構大変なんですよね。実験的に食事している気がしませんか。自分はそんな気がして入院生活送ってましたね。途中、盗み食いして（カレーパン）血糖上げて大さわぎになってしまったこともありました。
入院もカラダを休ませる（内臓の休養）には、ちょうどいいチャンスではないでしょうか。空腹睡眠法といって胃の中に食べ物があると自然治癒力が働かないそうです。
自分も高血糖からの回復はこの効果があった気がします。
自分の場合は、入院中に外科手術があり絶食期間が長かったのですが。おなかが空いて寝れないのは思い込みらしいんです。
お大事にお過ごしください。
投稿者 ｉｋｅｄａｒｕｍａ : 2006年11月15日 10:33
ikedarumaさん
コメントありがとうございます。
実験的に食事・・・、確かにそのような気もします。
決まったカロリーの食事をして、1日7回の血糖測定。
いまの自分の身体の状態を知るためには必要な実験だと思いますね。
「空腹睡眠法」の話はありがとうございます。
確かに普通に暮らしているときは、胃の中が空っぽの状態で眠ることはなかったような気がします。
せっかく与えられた入院生活。
前向きに捉えて、身体と心をゆっくりと休ませようと思ってます。
投稿者 はっしん : 2006年11月15日 11:55
