入院生活も2週間を過ぎ、病院での糖尿病食を食べながらインシュリンの種類・量を変えながら血糖コントロールを行っています。これが入院してから今日までの血糖値の推移です。
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血糖値 |
インシュリン(※1) |
日にち |
朝食前 |
朝食後 |
昼食前 |
昼食後 |
夕食前 |
夕食後 |
寝る前 |
朝 |
昼 |
晩 |
14日 |
121 |
275 |
195 |
126 |
119 |
301 |
227 |
14単位 |
6単位 |
14単位 |
16日 |
122 |
337 |
239 |
154 |
147 |
279 |
187 |
14単位 |
4単位 |
16単位 |
16日 |
98 |
270 |
151 |
247 |
137 |
131 |
44(※2) |
18単位 |
4単位 |
16単位 |
20日 |
123 |
251 |
- |
- |
111 |
123 |
- |
6単位 |
6単位 |
12単位 |
21日 |
129 |
295 |
200 |
84 |
99 |
195 |
132 |
6単位 |
6単位 |
12単位 |
23日 |
94 |
254 |
104 |
- |
111 |
235 |
145 |
6単位 |
4単位 |
12単位 |
24日 |
127 |
277 |
236 |
180 |
154 |
184 |
- |
6単位 |
4単位 |
12単位 |
25日 |
127 |
322 |
160 |
206 |
128 |
- |
- |
6単位 |
4単位 |
12単位 |
26日 |
106 |
184 |
130 |
163 |
124 |
264 |
- |
8単位 |
4単位 |
12単位 |
28日 |
128 |
257 |
184 |
187 |
132 |
262 |
- |
8単位 |
6単位 |
12単位 |
(※1)赤文字は超即効性のインシュリン、黒文字は超即効性(30%)+持続性(70%)のインシュリン
(※2)低血糖を起こし、ブドウ糖溶液(20%を2本)を静脈注射で血糖値を上げた
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入院してからのわたしの血糖値の推移は上記のような感じです。上記の表で赤文字は高血糖、青文字が低血糖、黒字が高め、そして太文字が理想の血糖値です。ちなみに正常とされる血糖値は
・空腹時が100以下
・食後2時間が160以下
です。ご覧の通り、バラバラです。
規則正しい生活をして、病院での糖尿病食を食べてもこのような血糖値になってしまいます。同じ種類・同じ量のインシュリンを注射しても血糖値は安定せず、少し多めに注射すると低血糖になってしまいます。インシュリン注射をしているわたしにとって、高血糖の状態が2,3日続いたとしても、すぐにどうこうなるというわけではないのですが、低血糖になり、そのまま放置すると死んでしまいます。ですので、低血糖にならないための調整が非常に重要になってくるのです。
今回、このようなデータをお見せしたのは、わたしの血糖値を知ってもらいたいのではなく、糖尿病になってしまい、インシュリン注射でも血糖コントロールはなかなか難しいということを知ってもらえればいいなと思っています。
言い換えれば、健康な身体はこの困難な血糖コントロールを自然と行っているのです。まさしく神秘の力です。この神秘の力を失うと、糖尿病になり、そして規則正しい生活をしたり、食事療法、運動療法、そしてインシュリン注射を強いられるのです。
まだ、この神秘の力が弱っているだけなら、どうぞ、失う前に休ませてあげてください。
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更新日 : 2006年11月29日 08:44