第9話 ご冥福をお祈りいたします
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糖尿病奮闘記
~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~
2006/3/27 vol.0009
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こんにちは。
30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を
するようになった『はしもと』です。
先週の火曜日より風邪を引き、風邪を引くとなぜか高くなる血糖値。
そして金曜日。またまた起きてしまった胸中の発作。
午前10時30分。ジワジワ胸が痛くなる。
「胸痛がでるのは、半年ぶりぐらいやな。まあ、5分もすれば治まるわ。」
痛みは徐々に強くなる。
「ちと、やばいかな・・・」
時計を見ると10時50分。痛みが20分も続く。
「これはあかん、舌下錠を飲もう。」
生まれて初めてのニトロール(血管を広げる薬)を舌の下に入れる。口の中はカラカラ。
一向に痛みが治まる気配はない・・・。時間は11時をちょっと過ぎた頃。
かかりつけの病院の受付は11時30分まで。病院に行こうと決めた。
そして病院に電話。受付の人から看護婦に電話がかわる。
「救急車で来てください。」
時間は11時10分。痛みが治まってきた。
「大丈夫です。痛みが治まってきたので電車で行きます。」
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病院で心電図をとってもらうが、異常なし。
胸痛が起こっているときに心電図をとらないとあまり意味がないらしい。
今度はニトロールの効きすぎて、頭の血管を広がり頭痛発生。
ニトロールを10個、処方してもらって安心気分。
とにかく糖尿病はよくないのです。
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■ご冥福をお祈りいたします。
いつもは仕事帰りに病院に行くのですが、今回はちょっと不安になったので、
仕事を抜け出して病院に行きました。
そこで偶然、インシュリン注射に切り替えるために入院した時に同じ病室だった
おじいちゃんと再会しました。
そのおじいちゃんも退院後は1ヶ月に1度、通院のために病院に来ています。
わたしが退院するときにもう一人すい臓の病気で入院していたおじちゃんがいて
3人が退院したらみんなでご飯を食べようと約束したいのです。
しかし、退院後はなかなか時間が会わず、電話や年賀状だけのやり取りで、
一緒に食事に行く事はありませんでした。
再開したので、もう一度3人で食事をしましょうかという話を切り出す前に
おじいちゃんは言いました。
「××さん、3ヶ月前に亡くなったよ。」
すい臓がんだったそうです。
××さんが入院された時は病名が不明でなかなか病名が確定せず、
わたしが退院する時もまだ分からなかったのです。
××さんはお酒も飲まないし、タバコも吸わず、
3人の中では1番健康な生活をしていたのです。
でもおじちゃんが一番重い病気になり、そして亡くなられました。
自分は健康な生活をしているとか、他人はもっと不健康な生活をしているけど、
病気になっていないから大丈夫だとか、そんなんは関係ないですね。
糖尿病は自覚症状がありません。
なので、少なくとも1年に1回はきちんと身体を検査してもらう
心がけが大切だと改めて感じました。
━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご冥福をお祈りいたします。
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糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?
更新日 : 2006年9月27日 11:14
更新されませんがお元気ですか・
私も合併症が発生してしまった患者です。
投稿者 SA : 2010年6月 7日 17:37
SAさん、コメントありがとうございます。
ご心配してくださってありがとうございます。元気でございます。とても感激しました。ありがとうございます。
ちゃんと更新するようにしますね。
投稿者 はしもと : 2010年6月 8日 00:29