糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

第30話 やはり、わたしは糖尿病

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 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/9/11 vol.0030
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こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


浅い眠りから目が覚める。時間は午前2時。

インシュリン注射を打つようになってから、

これからの人生、糖尿病と付き合いながらどう輝くか、

そんな悩みが心の奥底に潜む。

「ぐぅ~」

お腹がなる。悩みがあってもお腹は減る。

「確か、今日の夕飯は6時に食べたな~」

焼酎を飲むときは白米を食べるのを控える。

空腹時のアルコール。酔いがすぐ回り、夕食後にそのままごろ寝。

「ぐっ、ぐぅ~」

生活リズムが狂ってしまった。


夏バテによる食欲不振と体質変化による大量の発汗によって、

近頃は血糖コントロールがうまくいっている。

ここでまた悪い癖が出る。

「俺の糖尿病はよくなった」

インシュリン注射によって、すい臓がだいぶ回復したに違いない。

「ぐっ、ぐっ、ぐぅ~」

そんな心の緩みが、カップラーメンのふたを開ける。

「うっ、うまい!!」

深夜2時にカップの天ぷらうどん。何年振りだろうか?

とっても満足し、再び眠りにつく

・・・・

翌朝、血糖値を測定。

「546」

新記録達成!!

やはり、わたしは糖尿病だ。


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■やはり、わたしは糖尿病

 糖尿病予備軍・糖尿病発病・そしてインシュリン注射。

 この過程の中で、何度も何度もわたしは自分の糖尿病は良くなったと

 勘違いをしてしまいます。

 いつもいつも良くなっていないと裏切られてしまうのですが、

 同じ勘違いを何度もしてしまいます。

 それについて少し考えてみました。

 わたしには、保守的な考え方と楽観的な考え方が同居しています。

 糖尿病についてはどう考えているのか?

 (保守的に考えているとき)
  ・糖尿病予備軍と宣言された直後
  ・糖尿病発病の直後
  ・インシュリン注射の直後

 (楽観的に考えているとき)
  ・糖尿病予備軍と宣言される直前
  ・糖尿病発病の直前
  ・インシュリン注射の直前

 と、同じ糖尿病に対する考え方も状況によって違ってきます。

 また、これまでの経験から、糖尿病を悪化させるのは、

 糖尿病に対して楽観的に考えているときなのです。

 では、同じ糖尿病に対する考え方が保守的から楽観的に変わる要因は何か?

 ずばり、「慣れ」です。

 糖尿病になったという慣れ、インシュリン注射を打つことに対する慣れ。

 私の場合、これが糖尿病を悪化させてしまいます。

 慣れることは、ストレスのない生活を送るには必要なのですが、

 ところどころで、引き締めないとえらいことになってしまいます。

 私の場合、自己血糖測定器の血糖値。

 これが気を引き締めさせてくれます。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  血糖値「546」とはビックリだ!!

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更新日 : 2006年9月27日 11:35




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