第26話 糖尿病と災害対策
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糖尿病奮闘記
~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~
2006/8/7 vol.0026
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こんにちは。
30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を
するようになった『はしもと』です。
東京出張のときはだいたい生活が乱れる。先週の金曜日もそう。
東京ではドタバタしていたため、昼食もろくに食べれない。
しかし、インシュリンは自宅を出る前に打った。
昼食を食べなかったため、2時ごろに低血糖症状に。
急いでジュースを飲んで、その場しのぎ。
なんとか仕事も無事終わり、事務所を出るときにトイレでインシュリン注射。
昼食を抜いたので血糖値は低いが、いつもの通りの量を打つ。
帰りの新幹線の中で、駅弁とビールを飲もうと思ったから。
そして、帰りの新幹線。
「ふ~、今日は疲れたな~」
ビールをプシュ!!そして駅弁を食べる。
至福のひと時。しかし、至福のひと時はこれまで。
その後、地獄が待っていようとは、この時は想像すらできませんでした。
・・・・・
新幹線の車掌からアナウンス。
「先の列車が車両故障のため、この列車も遅れる見込みです・・・」
そして浜松駅の手前ぐらいで新幹線が停まる。
「復旧には相当の時間が掛かります。状況が分かり次第連絡します」
「何分停まるのだろうか?」と不安になるわたし。
今日は不規則な生活をしていたため、いつ低血糖が起こるのかわからない。
最悪、低血糖を起こしたら、新幹線の自動販売機でジュースを買おう。
結局、新幹線は70分停止して再び動き出す。
ビールを飲んだため、低血糖にはならなかったが、
想定外の出来事に対する準備が必要だと改めて感じた。
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■糖尿病と災害対策
先週に引き続き、想定外の話です。
インシュリン注射を打つわたしは、医師から低血糖対策のため、
常日頃からポケットシュガーを持参するように指導されています。
しかし、低血糖にならない状態では、ついおろそかにしてしまいます。
また、身近に自動販売機等があり、持っていなくても大丈夫なのです。
しかし、今回の新幹線の中で痛感したのはもし、大地震などがあった場合、
「わたしは家族を守れずに死んでしまうかもしれない」
ということです。
改めて、糖尿病の厄介さを感じました。
常日頃の生活を管理することに加えて、
想定外の出来事に対する対策も立てておく必要があります。
ほんと、糖尿病なんかには、なるもんじゃないですわ・・・
━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
災害対策をきちんとしよう。
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糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?
更新日 : 2006年9月27日 11:33