初めての低血糖体験
今回はわたしが体験した低血糖の症状についてお話します。
臨場感あるふれドラマ風にしてみました。
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あれは夕暮れ。外は雨が降っていた。
家族と外出から戻ってきて、時計をみる。
時間は午後5時。
「インシュリン注射まであと1時間あるな。」
今日は休日ということもあり、昨日は焼酎を飲みすぎてしまい、
体調がいまいち優れず、下痢である。
そう思っているときに身体の異常を感じる。
季節は真冬。
帰ってきて暖房をつけたばかりの寒い部屋の中で動悸が激しくなる。
何ともいえない焦燥感に襲われる。
「おっ、これが主治医が言っていた低血糖か。すごいな。」
変に嬉しくなり感心する。しかしそれも束の間。
今度は汗が滴り落ちる。念のため血糖値を計ってみる。
「63」
ビンゴ!!低血糖だ。この症状が低血糖だ!!
奥さんにすぐに缶ジュースを買ってもらうように頼んだ。
いつもなら缶ジュースは冷蔵庫にあるのだが、
まったく低血糖にならないので、奥さんが飲んでしまったのだ。
奥さんが階段を降りていく。それと同時に立てなくなった。
台所に寝そべり、天井を見る。頭がクラクラする。
妙に眠たくなる。寝てしまおうかなと思った。
しかしなぜか寝るとやばいような気がした。
そして、奥さんが帰ってきた。
台所に寝ているわたしを見てびっくりし、すぐにコーラを飲ましてくれた。
5分後・・・。
「さっき、俺は倒れてたよな?」と奥さんに尋ねる。
何事もなかったように元に戻った。
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しかし、あれが一人のときに起こったらどうしよう。
ポケットには常にポケットシュガーが入っている。
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?
更新日 : 2006年5月30日 07:24