恐るべし中性脂肪!!
今回はちょっと物語風に・・・
今日はいつもと違って、寝る前に血糖値を測定する。血糖値は「135」。
「まあ、寝る前の血糖値としてはこんな感じやな。この血糖値では寝てる間に低血糖になることもないやろ」
そして、愛娘の寝ている寝室へ。いつものように寝顔にちゅっ!!娘が目を覚まし、「パパ~、あっちいってぇ~」。これはいつもの事。そんな娘にさらにちゅっ!!
「パチン!!」
ナイスパ~ンチと思いながら眠りにつく。
・・・・・
そして朝を迎える。
「今日は足の関節が痛くないぞ。血糖値も90~100ぐらいで正常に違いない」
意気揚々に血糖値を測定する。ちなみに血糖コントロールが悪い時は右足のくるぶし辺りが痛くなる。
カチッ!!。注射針が素早く左の中指を刺す。
「今日はあんまり痛くないぞっ!!ラッキ~。今日の占いはグッド!!」
と自分で勝手に決めている「血糖値測定痛くない占い」で今日の運勢を占う。「30・29・28・・・・・」と血糖測定器が血糖値を測定する。既にこの作業に慣れているわたしはこの間にインシュリン自己注射の準備を行う。
「確か、昨日の寝る前の血糖値は「135」やったから、いまは90~100ぐらいやろう。インシュリンの打つ単位も正常バージョンでいこうかな。」
仕事上不規則な生活をしているわたしにはインシュリン注射も2バージョン用意している。正常な血糖値の時を基本とすると血糖コントロールが悪い時は通常より2単位多めに打つのだ。(もちろんこの方法は主治医と相談の上に行っている。繰り返し述べるが低血糖になると、命を落とす事もある。)
そして血糖測定器が血糖値を表示する。「154」。
「なっ、なに~!!、昨日寝る前より血糖値があがっているやんか~!!俺は夢遊病じゃないから夜中に何か食べることはないぞっ!!なのに何で血糖値があがるのだっ!!」
理系のわたしは理屈に合わない事はなんとしてでも自分が納得できる法則を見出す。確か・・・
・血糖値が高くなると身体は血糖を貯蔵・保存用として中性脂肪にする
・身体は起きた後の活動のために自ら血糖を作り、血糖値を上げる
・1ヶ月健診でわたしの中性脂肪は高かった
「なるほど・・・。血液がどろどろになる原因の中性脂肪が必要以上にあったから身体はその中性脂肪少しでもを減らすため、中性脂肪を血糖に変えたから今日の血糖値は高かったのだ。」
「すなわち、これで中性脂肪の値も減ったはず。結果としては良かったのだ!!」
な~んて思いながら。通常より2単位多いインシュリン注射を行う。
「痛っ!!」
今日の「インシュリン注射痛くない占い」では最悪の占い結果が出てしまった・・・。
ほんとにわたしの身体は大丈夫なのか・・・。ちょっと不安になった今日この頃です。
糖尿病SNS・DMサークル | いま、糖尿病奮闘記は何位?
更新日 : 2005年10月12日 00:24